開業する喜びと心構え~法人化という選択肢~

煩わしい手続きと税理士

個人事業主の特権はなんといっても自由なことでしょう。会社勤めの時に煩わしく感じていた雑務からは解放され、本当にしたい仕事に集中することができます。しかし、それはあくまでも仕事に関してのみの話です。独立した限りは自分が事業主なのでビジネスにまつわる手続きはすべて自分で行わなければなりません。もし、店舗を用いた商売を行うのであれば書類の手続きだけで大変な手間になるでしょうし、そうではなくても確定申告の処理などは意外に大変なものです。青色申告をするには複式帳簿が必要であり、そうなると経理の手間が一気に増えてきます。それなら白色申告でもよいのではないかと思うかもしれませんが、収入がある一定以上になってくると、控除がされない白色申告では大きな損失になってしまうのです。

正直、収入があまりない内はそれららの手間もさほどではないのですが、大きな額を稼ぐようになってくるとそれらの処理は一気に煩雑化します。それに気を取られて本業がおろそかになる可能性も十分あるのです。そういった際には税理士への依頼をおすすめします。税理士であれば、手続き関係のことはほぼ肩代わりすることができますし、節税や助成金などの相談にも乗ってくれるので、ひとりでビジネスを行う際は心強い味方となるでしょう。もちろん、費用は必要なので収入が少ない内に依頼するのは得策とはいえません。大体、年収1000万円程度を目安に依頼を検討すればよいでしょう。